製作者の想い

仏像は信仰礼拝としてばかりではなく、美術品として惹きつけてやみません。
仏像には仏師たちの様々な想いが込められています。
ここでは、そんな今日を代表する名仏師たちの思いをここに紹介します。

XU(徐曉)〜一本の木に宿す慈悲の心〜

曉縺A字は蔵雲。西暦1971年中国江西省の山紫水明・傑物包含の地、広昌に生を受ける。

若い頃、東陽の木彫大師「郭志高」に師事し、1994年中国書画函授大学を卒業する。天賦智霊の才を持ち、真髄を探求する力に優れ、芸魂を併せ持つ。洞察力は極めて鋭く、その道理は春秋を貫く。

慈悲深い顔は万物を生じ育て、心に強い力を宿す。その精神は時代に影響を与え、その心房に熱血を抱く。徐そうした表現力が彫刻刀の先にほとばしると、造型誕生である。豪放を感じさせる作品「西風列馬」は、動くこと疾風怒濤のごとく、長江がとうとうと東へ流れる迫力と同じである。婉曲で含みがある繊細な作品「小家碧玉」は、静かなること処女のごとく、おとなしいだけではない麗しく親しみやすい美を有している。芸術思想の高尚・深奥がはっきりと現れ、中華五千年の文化の胸襟と風格、胆力・識見と智恵をたたき切る力を有す。外にあっては虚心坦懐、内には才気を秘めている。

茨木彰-垣根を越えたリアルさの追求-

観瀾斎(かんらんさい)-癒しの仏像版画-

生きてきた道を糧に独自の仏画世界を描く。あたたかい作風が、世代・宗教・世界を超えて、広く親しまれています。1946年京都府生まれ。空海三大霊場(金剛峯寺・善通寺・東寺)、美術館・デパート・神社・仏閣などで作品展多数開催。